「57周年同窓会等」報告
橘会専務理事、平成3年度卒業の佐口です。
さて、心配された台風による天候の影響もなく、7/18(土)に創部・戦後57周年同窓会が開催されましたのでここに報告します。
【橘杯(毘沙門杯)争奪剣道大会】10:00〜
橘会よりエントリーした7名と学生選抜6名による個人トーナメント戦。
若さで勝負の学生鈴木と石塚、それらを指導している助監督の中村、今春卒業した郵政の井川、二連覇の経験を持つ上段構えの橋本、などの猛者がひしめく中、何といっても昭和52年度卒の石井先輩の試合には誰もが目を見張った。
年の差30才以上の学生村山が絶え間なく繰り出す技を、巧みな竹刀捌きと体捌きで交わし、引けば攻め、攻められればするりとかわす。かわしながらも面、小手、と技を出す。
入賞こそ逃したものの長年の修練と経験による巧みな技で、体力に勝る対戦相手を終始翻弄した試合は見事であった。
決勝は学生代表の鈴木と優勝返り咲きを狙う橋本の対戦。両者それぞれ持ち味を発揮し決勝戦に相応しい白熱した戦いとなったが、橋本の店でアルバイトをしている鈴木、時給を下げられてはまずいと感じたかどうかは定かではないが、橋本の気迫に押され敗退。橋本は見事優勝を決め、早々に店の仕込みに去っていった。
◇成績結果
優勝:橋本 健 (H13卒)
二位:鈴木 樹 (4年)
3位:中村 善紀(H18卒)
3位:石塚 寿彦(3年)
【7月期稽古会+同窓会稽古会】13:00~
橘杯争奪剣道大会に参加の卒業生を始め、多くの参加者で道場の床は満員御礼の盛況ぶり。
嬉しいことに、千葉の中央学院、都立篠崎、群馬の利根商業より立正大学志望の高校生4名が参加。特に中央学院の林佐登美先生(教士八段)もお越しになり、例年にも増して充実した稽古となった。
年に一度の交剣に、互いの技を競い合い、お互いの喜びを確かめ合う姿は、実に清々しく、また剣道人らしい潔さを感じてやまない。
◇参加者
加藤先輩(S46卒)、大滝会長(S48卒)、戸坂先輩(S51卒)、石井先輩(S52卒)、鈴木副会長(S58卒)、和田監督(H元卒)、佐口専務理事(H3卒)、鈴木(H12卒)、靏間(H15卒)、中村技(H15卒)、中村助監督(H18卒)、浅見会計(H22卒)、高橋絢(H22卒)、依田(H23卒)、須田(H23卒)、倉方(H25卒)、野原(H26卒)、井川(H26卒)、浅野大将スタッフ、林先生、佐藤先生(江東区)、市川くん(中央学院)、吉岡くん(中央学院)、大田黒くん(篠崎)、関さん(利根商)
【同窓会・井上透先輩を偲ぶ会】18:00~
今年の同窓会の宴会は立正大学内の食堂にて和やかなムードで始まった。
乾杯の後、しばらくの歓談。久しぶりの対面に皆の笑顔が弾ける。それぞれの近い代同士が集まり話すことは皆等しく学生時代の思い出である。
そしてその後、今年の4月に亡くなられた井上透先輩を偲ぶ会へと移ると、場の雰囲気は一転、会場全体が井上先輩の死を惜しみ静寂に包まれた。
一分間の黙祷の後、ご同期の石井修先輩が井上先輩との思い出を語るも最後は言葉に詰まる場面もあり、同期の絆の強さと大切さを学生も感じたことであろう。
献杯の後、各々の思い出を語られ、特に献花代に設けられた井上先輩の学生時代から近年までの写真に、当時を共にした先輩方は懐かしさを隠しきれず、皆の心の中に井上透が当時のまま今も生きていることが伺えた。
終盤には新藤先輩(S58卒)が井上先輩との思い出とお人柄を熱く語り、偲ぶ会は終了した。
剣風に現れるように、曲がったことが嫌いな実直な方だった。ここに改めて井上透先輩のご功績と剣道部に対するご尽力に感謝申し上げたい。合掌。
その後、同窓会は再び宴席となり、一同楽しいお酒に酔いしれ、歌詞の記憶を蘇らせての校歌斉唱から声高らかな万歳三唱により幕を閉じた。
◇参加者
大滝会長(S48卒)、戸坂先輩(S51卒)、石井修先輩(S52卒)、羽田先輩(S52卒)、中村先輩(S55卒)、渡辺先輩(S55卒)、鈴木副会長(S58卆)、新藤先輩(S58卒)、安宅先輩(S58卒)、和田監督(H元卒)、佐口専務理事(H3卒)、野溝(H4卒)、飯田副会長(H6卒)、中村技(H15卒)、本村(H15卒)、牧野(旧姓勝・H17卒)、中村助監督(H18卒)、青木(H20卒)、浅見会計(H22卒)、高橋絢(H22卒)、依田(H23卒)、須田(H23卒)、とおのす(H24卒)、倉方(H25卒)、野原(H26卒)、井川(H25卒)
坂上副顧問、薮田コーチ、浅野大将スタッフ
また来年の再会を楽しみに、健康第一にて一年間の精進を!
橘会 専務理事 佐口記










